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娘の嫁ぎ先からのお歳暮 お礼は手紙 電話どっちが良い?

生活

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娘が結婚して、嫁ぎ先のご家族との付き合いも出て来ます。
しょっちゅう会わないにしても嫁側の親としてはいろいろと気を使うものですよね?

そんな中、娘の嫁ぎ先からお歳暮が送られてきたという場合、お礼は手紙が良いのか、それとも電話の方が良いのか?これも簡単なようで結構悩むポイントかも知れませんね。

ここは、娘のためにも失礼のないようにしたいものです。

そこでここでは、娘の嫁ぎ先からのお歳暮のお礼は手紙か?それとも電話か?

また、お礼を伝える場合の内容はどのようなことを伝えるべきか?について、
解説していきたいと思います。

娘の嫁ぎ先からのお歳暮のお礼は手紙と電話どっちが良い?

娘の嫁ぎ先からお歳暮が届いたら、できるだけ早くお礼をした方が良いでしょう。

そのお礼は手紙が良いか、電話が良いかについては、結論から言うと両方が良いですね。
その方がとても丁寧で、気持ちも伝わりやすいと思います。

ただ、矢継ぎ早にお礼の連絡をするのは、少々せっかちな印象を受けます。
ちょっと落ち着きのない印象になってしまいますから、間隔を空ける必要があります。

 

娘の嫁ぎ先からのお歳暮へのお礼は電話から

まず、娘の嫁ぎ先からお歳暮が届いたらなるべく早めにお礼の電話をしましょう。

お礼を電話からする意味は、住んでいる地域の距離にもよるかも知れませんが、大体お届け物は送った日の翌日か、翌々日に届くことが殆どです。

その後手紙を書いていると、ポストに投函する日によっても違いますが、その手紙が届くのに2日を要すると思います。

お礼はあまり間隔を空けない方が良いということもありますし、それに感謝の気持ちは直接、言葉で伝えた方が先方にも気持ちが伝わりやすいと思います。

 

お礼の手紙はお歳暮のお返しと一緒に送る

電話でのお礼を済ませたら、できるだけ早くお歳暮のお返しの品を決めて送るようにします。

急ぐ必要はありません。
ですが、お返しという意味ではあまり間隔があき過ぎると、なんのお返しか分からなくなります。
間隔は長すぎず短すぎず、が良いですね。

お返しの品が決まったら、その中に手紙を添えて一緒に送って貰います。

メッセージカードのようなものでも良いですが、
より丁寧さを出すためには便せんにお礼を書いて封筒に入れて品物に挟んで包んでもらいます。

こうすると品物だけポンと送られるより、気持ちが添えてある感がありますし、
今度はまた嫁ぎ先からお礼の電話があるかも知れませんが、その時の話のネタにもなります。

便せんには手みじかに文章はまとめますが、便せん1枚だけでは書きっぱなしな感じがあるので、白紙の便せんをもう一枚付けて封筒に入れます。

そして包装する前に手紙を添えて、その上から包装紙で包んでください。

スーパーやデパートなどでも贈り物の手続きをしてもらえるところがありますので、そちらで送る場合は手紙を添えた上から包装してもらってください。

くれぐれも娘にと思って封筒に現金は入れないでくださいね。

法律でも封筒に現金を入れて送るのは違法になりますので、気を付けてください。

娘の嫁ぎ先からのお歳暮のお礼で伝える内容は?

娘の嫁ぎ先からお歳暮が届いたら、まずは電話でお礼を伝えます。

娘の嫁ぎ先からのお歳暮のお礼の電話で話す内容

まずお歳暮のお礼を伝えてからお話するのが結婚式以来だとしたら、まず「当日はお疲れ様でした」という労(ねぐら)いの言葉を伝えます。

その後、娘が先方の親御さんと同居であれば、
「これから荷物の運び込みやらでバタバタすると思うので、手伝いに伺いましょうか?」
とか遠方の場合は、
「遠いので行けませんが済みません」といったことも伝えておくと良いでしょうね。

そして、最後に「これからも娘ともども末永くよろしくお願いします」と伝えましょう。

お歳暮のお返しの品と一緒に手紙を送る 場合

お歳暮のお返しの品は、できるだけ早く送るようにします。

この時に、手紙を添えると丁寧で良いと思います。

お歳暮のお返しの品と一緒に手紙を送る場合の内容

手紙にはあまり長々と書く必要はありませんが、内容の順序としては以下のようになります。

  • 時候の挨拶
  • ご無沙汰の詫び
  • お歳暮の品のお礼
  • 日々の様子(双方の)
  • お返しの品について
  • 先方の健康の祈り
  • 結びの言葉

といった順序になります。

では、これを文章にしてみましょう。

《例文》

拝啓 

寒気の候、皆皆様におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

なかなかご挨拶にも伺えず、ご無沙汰しておりますこと、お詫び申し上げます

さて、この度はお歳暮の品をお送りいただきましてありがとうございました。

(贈り物がサラダ油や調味料セットの場合)

毎日の食事に早速使わせていただいております。ありがとうございます。

こちらでは、朝は霜が降りていることもありますが、今のところうちのものは皆、風邪も惹かず元気にしております。

そちらでは、孫も寒い中元気に学校へ通っている様子、嬉しく思います。

心ばかりですが、子供でも飲めて身体も温まります「白酒」を送らさせていただきました。

ご家族で、召し上がってみてください。

では、寒い日が続きますがお身体をご自愛くださいませ。

またお正月に会えるのを楽しみにしております。

                  〇月〇日 〇〇〇〇(父又は母の名前)

                                 敬具

こんな感じでいかがでしょうか?

なんとなく、書き方の感じをつかんでいただけたら嬉しいです。

娘の嫁ぎ先から先にお歳暮が届いてしまった場合は、これに「先にこちらがお送りせねばならないところでしたのに、済みません。痛み入ります」と付け加えると良いでしょう。

マナーとしては、嫁側の親族から先に送る方が良いと思います。

10月の声を聞くころになったら、先に準備をして送るようにしたいものですね。

娘の嫁ぎ先へのお歳暮 送り合いはいつまで続ける?ずっと続けるべきか⁈

送る品物やお礼文も気になるところですが、娘の嫁ぎ先とのこうした贈り物って結構長く続いてしまうんですよね?

私が結婚した時もそうでしたが、私の実家と夫の親とでしばらくは贈り物合戦が続いておりました。

やはり両方とも、贈り物が届いたら「贈り物を送ってくださったのだから早くお礼をしなければ」という気持ちが働くので、仕方ないことといえば仕方ないことなんですよね?そう思うのが普通ですしね。

しかし、ここは敢えてどこかで歯止めを利かせるべきか否かと考える必要はないと思います。

うちもそうでしたが、しばらく贈り物合戦が続いたらなんとなく双方が「これじゃ切りがない」と気付くんですよね?

そして、どちらからともなくお歳暮のお返しを送ったのをきっかけに「もう来年からはなしにしましょう」ということに相成りました。

特に嫁側の親は「娘をよろしく」という気持ちがあるので、こうしたことには律義に送るのだと思います。

そう値が張る物ではないにしても、毎回だと申し訳ないという気持ちにもなりますから、どこかのタイミングで終わりは来ると思います。

ですから、いつまでは続けるべきとか長いお付き合いになるのだからずっと送るべきなどと考える必要はないと思っています。

品物を送らない代わりに、電話でご挨拶したって決して失礼ではないと思いますし、話す頻度が多い方がお互いより馴染みも深くなると思うのです。

その話の流れで、先方の好きな食べ物をうちの近くにお店ができたという話をしたら、「今度送りますよ!とても美味しいんですよ!」とお話して、そして送れば良いと思います。

その場合も「お返しは良いですから、こちらから送ると言い出したのですからお返しはいらないですからね」と念を押しておくと良いでしょう。

何回か話す回数が多くなると、そういうことも言えるようになると思います。

贈り物をおくるべきものかと考えると、娘が嫁いで間がない内は送るべきでしょうね。

「よろしく」の意味もありますし、最初の2年くらいはそうした送り合いがあっても良いと思います。

私は最初の1年でも良いと思っていますが、親の気持ちとしたらそれではちょっとこころもとないのでしょうね。

実際、私の親と夫の親も私たちが結婚してから最初の3年くらいはずっとやってましたね(笑)

遠方でしたから余計だったと思います。近いとまたそう多くもないのかも知れませんね。

自然と双方が話し合って「やめにしましょう」となると思いますので、それまではあまりしつこくない程度に送っていても良いかなと思います。

もしかしたら、そうした話し合いなしに徐々に送る頻度を減らして自然に終わりになるかも知れませんね。それでもいいと思いますよ。

まとめ

夫側の親も少なからず嫁の親には気を使っている物ですが、嫁側の親はそれ以上に常に気が張る物かも知れませんね。

これまでの話をまとめると、以下のようになるかなと思います。

・娘が嫁いで最初の1~2年くらいは「お中元」「残暑見舞い」「お歳暮」全部でなくても良いが、どれか一つ特にお歳暮はやはり送るべき!

・しばらく贈り物合戦が続いても、そのうち双方で「終わりにしましょう」となる!

・あとは電話で贈り物のお礼かたがた、季節のご挨拶、お互いの近況報告などを話す。

・話す頻度が増えると、お互いの馴染みが深くなり親同士の関係が円滑になり、結果娘夫婦にも良い追い風になる!

いかがでしょうか?

先の長いお付き合いだからこそ、気持ちは物でなくてもいろんな形で伝わるものです。

あまり気を使い過ぎない程度にしたいですね!

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